2004年10月14日

この日は沖縄と九州南部を除くほぼ全国で、2年4ヶ月ぶりに部分日食が見られました。下の絵からもわかるように、北の地域ほど大きく欠けます。逆に南の地域ほど欠け方は小さくなり、九州南部や沖縄地方では日食にはなりませんでした。

この日食では全国的に、11時30分から40分頃にかけて最大食となりました。このため太陽の高度が高く、全経過を見ることができました。東京の場合ですと、10時45分頃に太陽上部やや左寄りから欠け始め、11時41分に最大食を迎えて4分の1ほど欠けました。その後12時36分に、太陽はもとの姿に戻りました。