日食ナビ

現在位置

2186年7月16日

2186年7月16日

最強の皆既日食、7分29秒の皆既継続時間

皆既日食の神秘的かつ幻想的な雰囲気は、たとえ10秒間でも長く味わいたいものです。それたけに、一番気になるのが皆既の継続時間です。2186年7月16日に起こる皆既日食は、紀元前2000年から西暦3000年までに地球上で起こる日食のうちで、皆既継続時間が最も長い日食です。その時間はなんと7分29秒。理論上の最長は7分30秒と言われていますから、ほとんど最高の条件が整った日食といえるでしょう。

 

この日食の皆既帯は南米北部のコロンピア、ベネズエラといった国を通り、大西洋へ出たところで最大食を迎えます。この地点での皆既帯幅は267Kmです。今世紀最大の皆既日食と騒がれた2009年の場合は258Kmでしたから、この時よりもやや広くなっています。その後、皆既帯は東南東へ進み、南アフリカのナミビアへ到達したところで、日没となってこの日食は終了します。

 

西暦2186年7月16日の日食
日食一覧表
ベスト20 場所別 年代別 分布図