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鏡を使って投影

鏡を使って投影

小さな鏡を準備

安全に日食観察できる方法の一つに、小さな鏡を使う方法があります。日食中の太陽像を鏡で反射させ、壁などに投影するのです。この方法もピンホールの原理を応用したもので、手軽に日食中の太陽を観察することができます。

次の投影方法のところで説明しますが、大きな鏡よりも小さな鏡の方が良いでしょう。女性の方なら携帯用の手鏡があれば、それで十分です。

投影方法

鏡と壁の距離は、鏡の大きさの200倍以上離してください。壁から十分離れることにより、鏡の形状によらず太陽の正しい形がわかるようになるからです。例えば鏡の大きさが5cmの場合は10m以上離してください。小さな鏡の方が壁との距離が短くてすみますから、扱いやすくて良いでしょう。

紙で覆う

もし大きな鏡しか用意できない場合は、小さな穴の空いた紙で鏡全体を覆うと、小さな鏡の代用にすることができます。また投影する壁に黒い紙を貼り付けておくと、太陽の形がわかりやすくなります。鏡に反射した光をのぞき込んで直接太陽像を見ないようにしてくださいね。

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