2085年6月22日
沖縄本島で細い金環日食
この日は沖縄本島が金環帯に入ります。中心線が沖縄本島の北部を通っている関係で、南部の一部地域は金環帯に入りません。離島では久米島、南大東島、北大東島が金環帯に入り、北大東島の近海でこの日食の最大食となります。
金環帯の幅が最大食地点で106.4Kmと狭いのですが、那覇でもなんとかギリギリ細いリング状の太陽を1分足らずの間だけ見ることができます。少し北に位置する名護では3分台半ば継続します。リンクが細い目だった11年前に起きた大隅半島の金環日食と比べても、今回の方がリングは細くなっています。
日本の本土では福岡で食分0.77、大阪で0.71となるなど、日本各地で大きく欠ける部分日食を、全経過観察することができるでしょう。