2030年6月1日
北海道の大部分で金環日食
2012年の次に日本で金環日食が見られるのはいつでしょうか。それは18年後となる2030年6月1日で、北海道で見ることができます。これは2012年5月21日に日本で見られた金環日食から1サロス周期後となるものです。また2023年以降、日本では7年ぶりに見られる日食です。
下の図を見ると渡島半島、知床半島、北海道最北部を除いた北海道の大半が金環帯に入ることがわかります。札幌では15時41分に日食が始まります。その後16時56分に食の最大となって、18時3分に終了します。札幌では中心線から少しだけ南側に外れますが、それでも夕方17時前頃から4分間も金環状態が継続しますから見ごたえがありそうです。
金環帯に入らない地域では、北海道から離れて南西へ行くほど食分が小さくなります。しかし距離が離れた福岡あたりでも食分0.66という大きな日食になります。