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こんな観察方法は禁止

こんな観察方法は禁止

強い太陽光

日食中の太陽は月に一部が隠されているとはいえ、強い光と熱を発していることに変わりはありません。正しい方法で観察しないと、楽しい日食観察が行えないばかりか、目を傷めたり失明の恐れがあって大変危険です。

危険な観察方法

安全に観察するためには太陽の光を減光する必要がありますが、目に見える光(危険なブルーライトを含んだ可視光線)を減らすだけでは不十分です。目を損傷する恐れのある赤外線や紫外線をカットしないと意味がありません。次のような観察方法は目に損傷を与えてしまう危険がありますので、このページを読んでいる皆さんは決して行わないようにしてください。

 

肉眼による直接観察

ブルーライトをはじめ、赤外線や紫外線によって目を傷めたり失明してしまうかもしれません。ほんの数秒間でも絶対に太陽を肉眼で直接見ないようにしてください。

感光したフィルム

銀塩カラーフィルムの感光した部分は、光を通しにくくなっているように思いますが、赤外線を通してしまいます。決して使用しないでください。

銀塩の白黒フィルムが感光した黒い部分はいちおう使用できますが、もともと太陽観察用に作られたものではありません。長く見続けないようにしてください。

黒い下敷きやCD

見た目はまぶしくなくなりますが、実はこれが一番危険です。赤外線を通す上に、見た目はまぶしくありません。つい長く見続けてしまって失明の危険が高まります。

黒いサングラスやゴーグル

もともと太陽を見るために作られたものではありません。光の遮断そのものが不十分ですから使用しないでください。

黒マジックを塗った透明な板

マジックの塗り方にムラができてしまいます。ムラの隙間を通った太陽光が目に届くので危険です。ろうそくでススをつけたガラスも同じです。以前は安全な太陽観察方法と言われていた時期もありましたが、現在はオススメできない方法とされています。

カメラ撮影用の太陽専用減光フィルター

見続けなければ使用可能なケースもあるようですが、もともと撮影用に作られたもので用途が異なります。赤外線や紫外線のカットが不十分な恐れがありますので、オススメできません。日食グラスの代用としては、使用されない方がよいでしょう。

双眼鏡や望遠鏡を直接のぞく

光がレンズで集められて肉眼よりも太陽光が強まり、もってのほかです。ただし、減光フィルターなどで適切に減光処置されている場合は問題ありません。

双眼鏡や望遠鏡を日食グラスを通してのぞく

日食グラスは肉眼で観測するためのもので、光を集めて観察することを想定していません。また接眼側で使用すると、フィルター部分が太陽熱で溶けてしまうかもしれません。非常に危険ですから絶対におやめください。

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