食分が小さな金環日食

この3000年間に起こる日食で、食分が小さな金環日食の一覧表です。最も食分が小さな金環日食は1601年に起こったもので0.9078でした。太陽視直径の1割ほどがリングとして残ったことになり、見た目上はかなり太いリングだったに違いありません。ベスト20に入るような食分が小さな金環日食は、今後西暦3000年までに2485年の1回だけしか起こりません。

対象を最近200年間に絞ってみたのが下の一覧表です。食分が最も小さいのは1973年に起きた金環日食で、食分は0.9174でした。最近では2010年1月15日に起きたものが0.9190で、1位と大差はありません。