2007年3月19日
北海道と西日本でごくわずかに欠ける
日食の限界線が日本列島を南西から北東へ斜めに横切るという微妙な部分日食が、北海道の大部分と西日本で起こりました。ひとことで言うと、沖縄本島よりも少し北あたりから、北海道の知床半島を結んだ線よりも北側でのみ日食が見られました。そんなわけで食が浅く、日食が見られる地域でもほんのわずか欠けるに過ぎませんでした。
下の絵は日本各地で最大食となった頃のようすです。天体望遠鏡を使って拡大しないと、欠けたかどうかを確認するのは少し苦しい地域が多かったことでしょう。