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朔望月

朔望月

新月が日食の条件

朔と望の位置関係

日食が起こるためには新月であることが必要です。日食の周期の説明で必ず出てくる用語として、まず朔望月(さくぼうげつ)があげられます。

 

月の動きを表すのには、朔(さく)、望(ぼう)といった言葉がよく使われます。朔は月と太陽の黄経が一致することで、新月にあたります。望はその逆で、月と太陽の黄経が180度離れることから、満月にあたります。

 

1朔望月は朔から朔までの日数のことです。月の軌道は複雑なために朔望月は一定しておらず変化しますが、平均すると29.5306日となります。日食が起こってから次の日食が起こるまでの日数(周期)は、1朔望月の倍数になっていることが必要です。

日食の用語集