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紀元前728年3月3日

紀元前728年3月3日

日本の広範囲で見られる理想的な皆既帯

紀元前に起きた皆既日食です。その特徴はなんと言っても、皆既帯が南西から北東方向へ伸びており、しかも北へカーブしながら日本列島を縦断している点です。このため月の本影が日本列島を縦断する形で通過し、日本の広い範囲で皆既日食が見られました。

さらに、最大食地点が三陸沖の海上にあって日本列島から極めて近いため、この日食としては皆既継続時間も長いものとなりました。中心線に近い茨城県前橋市では4分5秒間、皆既状態が継続しました。

 

 

紀元前728年3月3日の日食
日食一覧表
ベスト20 場所別 年代別 分布図