まぶしい可視光線
目に見える光
太陽が放つ可視光線のイメージ |
撮影者:つるちゃん |
二次利用可 |
太陽が放つ光にはいろいろな種類が含まれています。これらの光は波長の長さによっていくつかに分類されており、可視光線はそのうちの一つです。
可視光線は文字通り、目に見える光のことです。目に見えるという表現はあいまいで個人差がありますが、波長が380nm(nm:ナノメートル、10億分の1メートル)から700nmの範囲の光を指します。(文献によって多少異なります。)
可視光線の正体
可視光線と虹 |
撮影者:西崎慎一郎さん |
撮影日:2010年7月11日 |
場所:イースター島 アフ・アカプ |
二次利用不可 |
肉眼で見たときにまぶしく感じる太陽光ですが、波長の違いによって赤、橙、黄、緑、青、紫などの色を持った光に分かれます。太陽が放つ可視光線は、これらの色を持った光を寄せ集めたものです。プリズムに光を通すといろいろな色に分かれるのはご存知ですね。右の写真のような虹をご覧になっても、太陽光がいろいろな色の光の寄せ集めであることがわかります。
ブルーライトについて
可視光線は目への害が少なく、目に損傷を与えるのは主に赤外線だと言われてきました。しかし最近では、目への損傷は可視光線のブルーライトとよばれる青い光による光化学反応が原因ではないかという考え方が広がってきています。
可視光線は目にとっと有害です。また、ブルーライト以外の光であっても、太陽のような強い光線を見続けるのは目に良いはずがありません。加えて可視光線を弱めないことには、太陽がまぶし過ぎて、日食観察どころではないでしょう。