皆既帯や金環帯を調査
狭い範囲で起こる皆既日食と金環日食
皆既日食や金環日食の場合は、皆既帯や金環帯と呼ばれる細い帯状の狭い範囲でしか見ることができません。この帯の中に入るか入らないかで雲泥の差があります。ですから、皆既帯や金環帯がどこを通っているかという情報が極めて重要になります。
観察に有利な場所を調べる
同じ皆既帯や金環帯でも、中心線に近い場所ほど継続時間が長くなります。逆に帯の端に近づくほど継続時間が短くなります。気象条件など他の条件が変わらないのであれば、中心線に近い場所の方が観察に有利です。また同じ中心線上であっても、食の中心に近い場所の方が継続時間が長くなりますので、覚えておきましょう。(※一部の金環日食を除く)
参考になる情報源
皆既帯や金環帯を調べるには、Googleマップを組み合わせたNASAのページが便利です。
http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEgoogle/SEgoogle2001.html 2001年から2020年の日食 http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEgoogle/SEgoogle2021.html 2021年から2040年の日食 ※ページが開いたら該当する日食の Eclipse Type の列をクリック。 ※Total は皆既日食、Annular は金環日食、Hybrid は金環皆既日食。 |