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食分を調べる

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日食規模の目安となる食分

食分とは太陽が月によって隠される割合のことです。食分を調べれば、どのような日食なのかがだいたいわかり、目安になります。数値が大きくなって1に近づくほど太陽は大きく欠けます。食分が1以上になると皆既日食になります。しかし食分が1未満で0.9を超えるような大きな日食の場合、金環日食なのか部分日食なのか、食分だけからでは判断がつきません。

食分は観測場所によって違う

観測する場所が変わると食分も変わります。つまり、場所が変わると太陽の欠け方も違ってくるのです。自分の場所ではどれくらい欠けるのかは、新聞や雑誌、インターネットに掲載される情報を調べましょう。自分の観測地からそう遠くない地点の情報が掲載されていることが多いですから、部分日食の場合はこれを参考にしましょう。

局所情報

皆既日食や金環日食の場合は見られる地域が狭い範囲に限定されます。食分といえども、できればあなたが日食観察する地点に近い場所の局所情報があった方がよいでしょう。この場合はインターネットを使って専門サイトから情報を仕入れるか、日食ソフトを使って自分で調べるしかありません。いずれにしてもデータが途中で変わることがありますから、できるだけ最新の情報を入手するようにしてください。

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